Googleロゴ
2016年11月18日
この日、「モロッコ」でGoogle検索のロゴが以下のものに変更されています。
Anniversaire de l’Indépendance du Maroc
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表示された国
モロッコ
独立記念日
「モロッコ」は「1956年」にフランスから独立しています。
ところが独立記念日を調べてみると「1956年3月2日」と「1956年11月18日」の2日がでてきます。
「1956年3月2日」:フランスとの独立協定調印の日。
「1956年11月18日」:「ムハンマド5世」国王が独立宣言を読み上げた日。
モロッコの独立には「ムハンマド5世」国王が大きく関わっています。
彼は1909年8月10日に生まれ、1927年、父の死により即位します。
当時のモロッコは「フランス保護領モロッコ」という立場でした。
第二次世界大戦後に「ムハンマド5世」がフランスからの独立運動を指導します。
それがフランスの逆鱗触れ、1953年にフランス政府により、廃位に追い込まれます。
1953年には「コルシカ」に、翌1954年には「マダガスカル」に追放されます。
この国王の追放が国民の独立運動を促進しました。
その後、フランスがインドシナ戦争で疲弊するなどの状況に陥ったため、モロッコへ対する態度を軟化。
「ムハンマド5世」は「1955年11月16日」に帰国します。
その2日後の「1955年11月18日」にモロッコの今後について演説を行います。
それから、フランスとの独立交渉を進め、「1956年3月2日」はフランスとの独立協定調印します。
そして、王位復帰の演説の1年後の「1956年11月18日」に独立宣言を読み上げます。
この日が由来となっています。
ロゴデザイン
モロッコの国旗カラーで「Google」のロゴがデザインされています。
モロッコ国旗
ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト
▼ モロッコのGoogleサイト:Indépendance du Maroc
→ https://www.google.co.ma
検索される言葉は「モロッコの独立」です。
過去の「Googleロゴ」
昨年(2015年)のこの日11月18日に「2015年 モロッコ独立記念日」のロゴが表示されました。
→ 2015年 モロッコ独立記念日(2015年11月18日 表示)