杉原千畝を称えて

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Googleロゴ

2019年7月29日

この日、「日本」、「リトアニア」をはじめとして、いくつかの国で、Google検索のロゴが以下のものに変更されています。

Minime Čijunę Sugiharą

לכבוד צ’יאונה סוגיהארה

Wspominając Chiune Sugihara

Oslavujeme Čiuna Sugiharu

杉原千畝を称えて

ロゴ大

ロゴ小

表示された国

この日、「Google」のロゴが変更された国は以下の画像の通りです。

「日本」、「リトアニア」をはじめとして、いくつかの国で表示されています。

「杉原千畝」さんって??

杉原千畝:すぎはらちうね

第二時世界大戦中にリトアニアで外交官として多くのユダヤ系難民を救った方です。

「東洋のシンドラー」とも称されています。

「1900年1月1日」に生まれて、「1986年7月31日」に逝去されています。

現在の岐阜県美濃市に生まれます。父親は税務官で、その仕事の都合で、幼い頃は様々な土地を転勤する生活を送りました。

その後、早稲田大学へと進学。ですが、親の希望に反しての進学だったため、学費が続かず中退することになります。

その時に、外務省の留学生の試験があることを知り、受験、合格します。

留学生として、ロシア語を学び、中華民国、ハルビン総領事館などを経て、満洲の外務事務官となりました。

そこで、ロシア語のスキルを活かして、ロシアとの交渉を担当。

1937年に、フィンランドのヘルシンキの日本領事館、1939年には、リトアニアのカウナス日本領事館へ赴任します。

カウナスに赴任したのは、「1939年8月末」のことでした。

赴任直後の「1939年9月1日」、ナチスドイツがポーランドの西側に侵攻し、第二次世界大戦が勃発します。

この時、ナチスドイツとソビエト連邦はこっそり不可侵条約を結んでおり、直後にポーランドの東側にはソビエト連邦が侵攻を開始しました。

リトアニアを始めとするバルト三国は、ソビエト連邦と相互に援助するという関係で、ソビエト連邦軍の駐屯だけは認めていましたが、中立の立場でした。

ナチスドイツはユダヤ人を迫害していました。

そのため、ポーランドを追われたユダヤ人たちが隣国で中立の立場のリトアニアに殺到することとなりました。

そんな状況下の「1940年6月」に状況が一変します。

ソビエト連邦は相互に援助するという約束を破り、リトアニアに侵攻。

中立の立場だったリトアニアは、ソビエト連邦に併合されることになりました。

この時に、リトアニアに避難していたユダヤ人たちが、併合される前に日本を通して他の国に逃れようと、領事館にビザの発行を求めて押しかけてくる事態に陥りました。

そのほとんどの避難民が、政府の定める外国人入国令による通過ビザの要件を満たしていませんでした。

彼は、人道的な観点から、ビザの発給を認めるよう日本本国へ打診をしますが、認められませんでした。

「本国の規律」と「人道的な立場」で葛藤し、彼は、ビザを発給することを選びました。

戦争の拡大により、領事館からの退去も決まっていましたが、その直前までビザを発給し続けました。

その結果、「6000人」ものユダヤ系の人々を救うことになりました。

戦後、日本へと帰国した彼を待っていたのは、無断でビザを発給したことへの退職通告でした。

彼の行動が知られるようになるのは、1969年のことです。

彼のビザにより命を救われたイスラエルの政府高官が、人道的な観点から独断でビザを発給した経緯を知り、その行為を賞賛、イスラエルで表彰されました。

これにより、彼の行動が広く世間に知られることとなりました。

日本で彼の名誉が政府により正式に回復されるのは、更に月日を経た2000年のことです。

彼の発給したビザは、現在では「命のビザ」と呼ばれています。

葛藤の後に、「命のビザ」の発給を宣言したのが「1940年7月29日」だったそうです。

その日を記念してロゴが変更となりました。

その直後の「1940年8月3日」にリトアニアはソビエト連邦に併合されてしまいます。

すぐに日本やソビエト連政から退去命令が出ましたが、無視し、自身が退去する「8月末」までビザを発給し続けました。

関連する過去のロゴ

過去に、同じく第二時世界大戦時に、フランスで多くのユダヤ人にビザを発給したメキシコ人「ヒルベルト・ボスケス・サルディバル」さんもロゴに取り上げられました。

「杉原千畝」さんと同じ活動を行なった方で「メキシコのシンドラー」として知られています。

よろしければ、合わせてご確認ください。

 ヒルベルト ボスケス サルディバル 生誕125周年 (2017年7月20日)

ロゴデザイン

「杉原千畝」さんが描かれています。

パスポートのデザインで、「Google」の文字の形状が見受けられます。

右下には「LITHUANIA:リトアニア」の文字が記載されています。

ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト

世界各国の「Google」検索URL 一覧En

 リトアニアのGoogleサイト:Čijunė Sugihara
 → https://www.google.lt

 イスラエルのGoogleサイト:צ’יאונה סוגיהארה
 → https://www.google.co.il

 ポーランドのGoogleサイト:Chiune Sugihara
 → https://www.google.pl

 チェコのGoogleサイト:Čiune Sugihara
 → https://www.google.cz

 日本のGoogleサイト:杉原千畝
 → https://www.google.co.jp

表示されるGoogleロゴのクリックで検索される言葉は「杉原千畝」です。

→ 他の国のロゴを表示させる方法

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コメント

  1. 地球市民 より:

    杉原千畝を表示して下さったgoogle社と国々に感謝致します。
    この他にもユダヤ人を助けた日本人がいます。
    1938年〜1940年まで、樋口季一郎陸軍中将らが、ユダヤ人を助けた事で戦時中にドイツから苦情が来ましたが、日本政府はユダヤ人救済を続けました。関東軍の東条英機も人種差別には反対の立場を取っていました。何故ならアジア人が欧米から差別されていたからです。だから差別されるユダヤ人の気持ちが理解できたのです。杉原千畝の行動は日本政府も承諾していました。しかし、その頃、日本はドイツとの関係があったので、表面上、杉原個人の単独行動だと見せかけたのでした。世界中のシンドラーを私は讃えます。ありがとう。