Googleロゴ
2020年4月29日
この日、「イスラエル」でGoogle検索のロゴが以下のものに変更されています。
יום העצמאות של ישראל 2020
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表示された国
この日、「Google」のロゴが変更された国は以下の画像の通りです。
イスラエル
独立記念日
יום העצמאות:独立記念日
「イスラエル」では、ユダヤ暦の「イヤルの5日」を「独立記念日:יום העצמאות」としています。
西暦で変換すると、2020年は「4月29日」となります。
「イスラエル」の国名はアブラハムの孫にあたる「ヤコブ」の別名イスラエルに由来しています。
古代には、イスラエルの地は肥沃な三日月地帯であり、カナンの地と呼ばれ、カナン人をはじめ様々な民族が住んでいました。
紀元前11世紀頃に、ユダヤ人の祖先ともなるヘブライ人が「イスラエル王国」を建国します。
その後、紀元前8世紀頃にアッシリアに滅ぼされると、その後はマケドニアやローマ帝国等、様々な国の支配地となりました。
1099年に、十字軍の遠征により、エルサレムが占領され、一時的に、キリスト教国である「エルサレム王国」が成立したこともありました。
16世紀以降はオスマン帝国の支配下になっていましたが、第1次世界大戦でオスマン帝国が敗退すると、イギリスの委任統治下におかれ「イギリス委任統治領パレスチナ」となります。
ユダヤ人は、長い歴史の中で自らの国をずっと持っていませんでした。
この頃、ユダヤ人の中で、イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しようという運動が大きくなっていきます。
それに応じて、イギリスがユダヤ人の国家を建設することを認めた宣言「バルフォア宣言」を行います。
これにより、各地のユダヤ人が「イスラエル」に移民をしてきます。
このことにより、ユダヤ人とアラブ人(パレスチナ人)の関係が悪化していきました。
お互いに衝突が絶えなくなり、統治していたイギリスも手に負えなくなり「1948年5月15日」をもって委任統治を終了します。
その前日の、「1948年5月14日」に「独立宣言」を行っており、この日が「独立記念日」の由来となっています。
この「独立宣言」は、ユダヤ人国家「イスラエル」の建国宣言であり、アラブ人(パレスチナ人)にとっては面白くない状況となり、その後の紛争が続いて行くことになります。
「1948年5月14日」は西暦での話であり、ユダヤ暦の場合は「5708年のイヤルの5日」でした。
イスラエルでは独立記念日をユダヤ暦の「イヤルの5日」で祝います。
ユダヤ歴のため、西暦では毎年日付が異なります。
ロゴデザイン
イスラエルの国旗のカラーがベースになっています。
中央にイスラエル国旗が描かれ、「Google」の文字も見受けられます。
ロゴ表記されている主な各国のGoogle検索サイト
▼ イスラエルのGoogleサイト:יום העצמאות של ישראל
→ https://www.google.co.il
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→→→ 他の国のロゴを表示させる方法
過去の「Googleロゴ」
過去にも「イスラエルの独立記念日」のロゴが表示されました。
▼ 2019年 イスラエル独立記念日 (2019年5月9日)
▼ 2018年 イスラエル独立記念日 (2018年4月19日)
▼ 2017年 イスラエル独立記念日 (2017年5月2日)
▼ 2016年 イスラエル独立記念日 (2016年5月12日)
▼ 2015年 イスラエル独立記念日 (2015年4月23日)