2015年11月9日
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カンボジア
独立記念日の由来
カンボジアは「1953年11月9日」にフランスから独立しています。
アンコールワットで有名な国です。
9世紀〜14世紀にかけてはクメール人の「クメール王朝」がありました。
その後、「クメール王朝」はタイ族の「アユタヤ王朝」の侵攻により、占領されてしまいます。
16世紀以降になると、ヨーロッパ各国が東南アジアに進出していきます。
19世紀中頃になると、フランスによるインドシナ半島の植民地化が始まります。
そして、1863年に、フランス・カンボジア保護条約が調印され、フランスの保護国となります。
さらに1887年には「カンボジア」はフランス領インドシナ(他にベトナムやラオス等)に編入されることとなります。
第2次世界大戦が始まると、日本が侵攻してきて、占領していまいます。
この侵攻の際に、日本はフランス保護国だった各国に、「武力行使の決意」と「独立を宣言することが可能である」という使者を送っていて、フランスに対して共闘することを呼びかけていました。
この結果、1945年3月9日、日本軍が駐留フランス軍を攻撃。
フランス撃破後の3月13日に日本との約束通り「カンボジア」は独立を宣言しました。
ですが、日本はこの戦争に負けてしまいます。
もちろん、独立宣言は取り消されることとなり、フランス領に復帰することとなります。
独立宣言は取り消されますが、独立の機運は収束することはなく、同じフランス領インドシナの「ベトナム」においてフランスとの「インドシナ戦争」が始まります。
戦争後、フランスがインドシナより撤退、フランス領インドシナの「カンボジア」、「ベトナム」、「ラオス」等が独立するきっかけとなります。
1949年にフランス連合の枠組みの中での独立を、そして「1953年11月9日」に独立宣言を行い、完全独立を果たしています。
ロゴデザイン
カンボジアの国旗は中央に白いアンコール・ワットがデザインされているのが特徴となっています。
カンボジアのGoogleサイト「បុណ្យឯករាជ្យជាតិ」
→ https://www.google.com.kh
検索される言葉は、「独立記念日」です。