２０１５年１１月２２日
ロゴ大
ロゴ小
表示された国
レバノン
独立記念日？？
「レバノン」の独立記念日は「１９４３年１１月２２日」となっています。
「レバノン」の地域は１６世紀頃から、オスマン帝国の統治下にありました。
第１次世界大戦でオスマン帝国が衰退すると、フランスの占領下に入っています。
１９２０年３月８日、ハーシム家のファイサル１世が国王となり「シリア・アラブ王国」として独立します。
しかし、「フランス・シリア戦争」でフランス軍と衝突すると、１９２０年７月２４日には４ヶ月あまりで瓦解してしまい、またフランスの占領下に戻ってしまいます。
第２次世界大戦が始まると、ドイツ軍がフランス国土に侵攻し、フランス本土を占領します。
その際にレバノンはシリアと共に独立を宣言します。
その時の大統領は「ビシャラ・アル・フーリー」さん。
１９４３年１１月８日のことです。
あれ？ １１月２２日ではないの？？ という話になりますが、、、
この独立に対して快く思っていなかったフランス側が１１月１１日に「ビシャラ・アル・フーリー」さんを拘束してしまいます。
ところが、この逮捕に国民の反発が強く、結局フランス側は解放します。
その「ビシャラ・アル・フーリー」さんがフランスから解放した日が「１１月２２日」です。
この日が「独立記念日」と定められました。
ロゴデザイン
国旗の中央は「レバノンスギ」が描かれています。
レバノンのGoogleサイト「عيد استقلال لبنان」
→ https://www.google.com.lb
検索される言葉は、「レバノン独立記念日」です。
