2015年12月18日
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カタール
建国記念日??
12月18日はカタールの「建国記念日」です。
カタールは、第1次世界大戦後、イギリスの支配下に入り、1971年9月3日に独立しています。
そのため、「独立記念日」は9月3日。
では、「建国記念日は?」というと、、、
カタールは、「サーニー・ビン・ムハンマド」さんが、勢力を伸ばし、1868年に初代首長となりました。
その後、オスマン帝国が進出し、その支配を受けることとなります。
その中で、2代目の首長「ジャシム・ビン・ムハンマド・アル・サーニー」さんが1893年に「オスマン帝国」を駆逐し、サーニー家の支配を確固たるものとしました。
この功績により、2代目の首長「ジャシム・ビン・ムハンマド・アル・サーニー」さんが、カタールの実質的な建国者とされています。
現在のカタールでも、サーニー家の世襲による首長制で統治されています。
サーニー家の礎を築いた初代首長の「サーニー・ビン・ムハンマド」さんが「1878年12月18日」に逝去し、同日、2代目の「ジャシム・ビン・ムハンマド・アル・サーニー」さんが首長になったことから、この日が建国記念日の由来となっています。
その後、第一時世界大戦時からイギリスの保護国となり、1971年のイギリスの、スエズ以東からの撤兵を機に再度独立をしました。
2006年までは、「独立記念日」の「9月3日」を重視していたそうですが、2007年以降は「建国記念日」を重視して祝うようになったそうです。
これには、ちょっとした理由があります。
イギリスからの独立時に、近隣諸国(アラブ首長国連邦やバーレーン)と統合し、「首長国連邦」での独立が模索されましたが、これをカタールが拒否しました。
そのため、周囲の国との友好関係を考慮して、拒否をした経緯のある「独立記念日」よりも、「建国記念日」を重視するようになったということです。
ロゴデザイン
文字の色も国旗の配色です。
縦横比が「11:28」と非常に横に長い特徴的な国旗となっています。
カタールのGoogleサイト「اليوم الوطني لقطر」
→ https://www.google.com.qa
検索される言葉は、「カタール ナショナルデー」です。