2017年7月28日
¡Feliz día de la independencia 2017!
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表示された国
ペルー
独立記念日
Día de la Independencia:独立記念日
「7月28日」はペルーの独立記念日です。
「1821年7月28日」にスペインから独立しています。
ペルーでは16世紀以降、スペインの植民地化が進みます。
1803年になると、フランスにナポレオンが登場し、ヨーロッパに混乱をもたらします。
「スペイン」は当初、ナポレオン率いる「フランス」と同盟関係でした。
そんな1805年に「トラファルガーの海戦」で「スペイン」と「フランス」の連合軍は「イギリス」に負けてしまいます。
また、当時、スペインは、国王「カルロス4世」と王子「フェルナンド7世」が対立していました。
これを見かねたナポレオンは1808年にスペイン王を廃位にして、自分の兄の「ジョゼフ・ボナパルト」をスペイン王にしてしまいます。
スペインとは全く関係のないフランス人のナポレオンの兄が、勝手に王になったことで、スペイン国民も反感を持ち、スペイン全土は混乱に陥ります。
このスペイン本国の混乱に乗じて、南アメリカ各地でも独立戦争が始まります。
まずは、1816年7月9日に隣国の「アルゼンチン」が独立宣言を行います。
アルゼンチンの独立については、以下も参照ください。
→ 2017年 アルゼンチン独立記念日
アルゼンチンの軍人「ホセ・デ・サン・マルティン」さんが中心となって「アルゼンチン」の独立宣言を行いましたが、隣国の「ペルー」や「チリ」がスペインの植民地のままでした。
「ホセ・デ・サン・マルティン」さんは「ペルー」や「チリ」などの隣国も独立させないと、「アルゼンチン」の完全な独立は得られないと考え、1818年「チリ」のスペイン軍を撃破し、「チリ」が独立します。
その後、「ペルー」攻略に乗り出し、1821年に「リマ」を解放し、7月28日に「ペルー」の独立を宣言しました。
この日がペルーの独立記念日の由来となっています。
「ホセ・デ・サン・マルティン」さんは独立時にはペルーの大統領(護国卿)を務めています。
また、ペルーの教師の日は彼に由来しています。(以下参照)
→ 2017年 教師の日(ペルー)
ロゴデザイン
ハチドリが描かれています。
▼ ペルーのGoogleサイト:Día de la Independencia del Perú
→ https://www.google.com.pe
過去にもペルーの「独立記念日」のロゴが表示されました。
▼ Peru National Day 2016 (2016年7月28日)
▼ 2015年 ペルー独立記念日 (2015年7月28日)