2017年12月27日
Marlene Dietrich’s 116th birthday
マレーネ ディートリヒ 生誕 116周年
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表示された国
「ドイツ」、「アメリカ」をはじめとして、いくつかの国で表示されています。
「マレーネ・ディートリヒ」さんって??
Marlene Dietrich:マレーネ・ディートリヒ
ドイツ生まれの女優・歌手です。ドイツの映画界で活躍し、後にアメリカへ渡りハリウッド映画にも出演しました。
「100万ドルの脚線美」、「脚線美のマドンナ」とも称された女優です。
「1901年12月27日」に生まれて、「1992年5月6日」に逝去されています。
そのため、生誕116周年となります。
1901年、ドイツ帝国時代のベルリンに生まれます。
1907年から女学校へと通い始めますが、その年に警察官だった父親が、病死。
母親は再婚しますが、その義理の父親も、第一次世界大戦で戦死してしまいます。
彼女は1918年に女学校を卒業。
彼女は、ヴァイオリンと演劇の世界に興味を持っていました。
そこで、ヴァイオリンを学び、1922年に、サイレント映画の伴奏のオーケストラに所属します。
ところが、手首を痛め演奏ができなくなり、4週間で解雇されてしまいます。
その後、演劇を学ぶために、マックス・ラインハルト演劇学校に通うようになりました。
当初は、演劇の舞台のバックコーラスや、チョイ役での出演を行う程度でした。
1923年に「Der kleine Napoleon(The Little Napoleon)」で脇役として映画デビューも果たしました。
1920年代は、ドイツ(ベルリン)と、オーストリア(ウィーン)を中心に舞台を中心とした演劇活動を行なっていました。
そんな彼女に目をつけたのが、オーストリア出身で、ハリウッドを中心に活躍していた映画監督「ジョセフ・フォン・スタンバーグ」さんです。
当時の映画界は、「音のない:サイレント」 → 「音の出る:トーキー」への移行の時期であり、ドイツでも、初のトーキー映画の製作を目指していました。
そこで監督として白羽の矢が立ったのが、オーストリア出身で、ドイツに在住経験もある「ジョセフ・フォン・スタンバーグ」さんでした。
彼は、「マレーネ・ディートリヒ」さんをヒロインに抜擢し、映画「嘆きの天使:Der blaue Engel」(1930年)が製作されました。
映画では、キャバレーのダンサー役を演じました。セクシーな歌声も披露し、一躍世界的な名声を得ました。
この作品の成功を受け、アメリカに渡り、「ジョセフ・フォン・スタンバーグ」さんとコンビで2作目の「モロッコ:Marokko」を製作。ハリウッドデビューします。
この作品も好評で、この作品で彼女は「アカデミー主演女優賞」にノミネートされ、映画スターの一人となりました。
その後も「ジョセフ・フォン・スタンバーグ」さんとコンビを組み、ハリウッドで作品を製作しました。
1935年に、コンビ関係は解消。
この頃、ドイツはナチスが台頭し始めていました。
彼女にもナチスの製作する映画への出演要請が行われましたが、彼女はナチスを嫌い、断っています。
さらに1939年にはドイツの市民権を放棄し、アメリカの市民権を取得しました。
この結果、彼女の出演する映画は、ドイツでは上映禁止となってしまいました。
その後もアメリカを拠点として、映画への出演や歌手として公演活動を精力的に行いました。
第二次世界大戦中は反ナチスの立場を取り、アメリカ軍を中心とした連合国側の慰問公演なども行なっています。
そういった行動から、戦後の1960年に、母国ドイツで公演を行った際のドイツ人の反応は様々で、歓迎する人もいれば、その逆の方もいたそうです。
ですが、現在では、ベルリンのポツダム広場に隣接した広場が「マレーネ・ディートリヒ広場」と呼ばれるようになっています。
1975年に、足を骨折したことをきっかけに引退、パリに移住し、1992年に亡くなりました。
ロゴデザイン
「マレーネ・ディートリヒ」さんが描かれています。
彼女の代表作である「モロッコ」で、彼女はシルクハットに燕尾服、ズボンのポケットに片手を入れて煙草を吹かすクラブダンサーを演じています。
当時の女性の振る舞いとしては前衛的で衝撃的であり、当時の「セックスシンボル」でもありました。
また、美脚でも定評があり、「100万ドルの脚線美」、「脚線美のマドンナ」とも称されました。
映画の撮影の際にも、ライティングの光と陰、また、メイクもを最大限に活用し、映像美を追求しました。
▼ ドイツのGoogleサイト:
→ https://www.google.de
▼ アメリカのGoogleサイト:
→ https://www.google.com
▼ フランスのGoogleサイト:
→ https://www.google.fr
▼ 日本のGoogleサイト:マレーネ ディートリヒ
→ https://www.google.co.jp