2019年11月28日
Thanksgiving 2019
2019 感恩節
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表示された国
アメリカ、香港
サンクスギヴィング(感謝祭)
Thanksgiving Day:感謝祭
「11月第4木曜日」はアメリカでは「サンクスギヴィング」です。
今年(2019年)は「11月28日」にあたります。
イギリスから、マサチューセッツ州のプリマス植民地に移住した「ピルグリム・ファーザーズ」の最初の収穫を記念する行事が由来と言われています。
1620年、イギリス南西部プリマスから、メイフラワー号に乗って、新天地(アメリカ)にやってきた一団を待ち受けていたのは、厳しい冬でした。
食べるものにも困った一団に、食糧を分け与え、農作物の種を譲って作り方を伝授したり、大自然の暮らしの様々なノウハウを教えたのは先住民であるネイティブ・アメリカンだったそうです。
彼らは、翌年1621年の11月に、お世話になったネイティブ・アメリカンたちを招いて、初めて収穫した作物や山で獲った野生の「七面鳥」等を食卓に載せてお祝いの席を開き、友人と神の恵みに感謝しました。
この習いから、「七面鳥の日(Turkey Day)」とも呼ばれます。
「感謝祭」はアメリカの祝日となっています。
多くの州で「サンクスギヴィング」の翌日の金曜日も祝日扱いとされており、その後の土日と合わせて「4連休の感謝祭休日(Day After Thanksgiving)」と呼ばれています。
大切な家族行事の1つと位置づけられおり、たくさんの親族や友人が集まります。
そのため、この日の前後には、交通機関が混雑、渋滞等で麻痺していしまいます。
例年、「Thanksgiving:感謝祭」の日には、ホワイトハウスで、大統領から七面鳥に恩赦が与えられます。
これは、「Thanksgiving」に全米の家庭の食卓に上る七面鳥に対する感謝と罪滅ぼしのための式典として、第33代大統領「トルーマン」さんの時(1947年)に始まった行事といわれていますが、明確に、それを裏付ける資料は残っていないそうです。
また、一方で第16代大統領「リンカーン」さんが息子のペットだった七面鳥に恩赦を与えたのが始まりだという説も残っているようです。
その他、この日の恒例行事としては、アメリカ各都市で企業主催の「サンクスギヴィング・デイ・パレード」が開催されています。
その中でも特に有名なのは、ニューヨークの「メイシーズ」主催の「メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード」です。
各小売店では「サンクスギヴィング」をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけこの連休にセールを開催します。
アメリカでは伝統的に小売業の年間売り上げの半分が感謝祭の翌日の金曜日からクリスマスまでの約1ヶ月に集中するそうです。
そのため、「サンクスギヴィング」の翌日の金曜日は「ブラック・フライデー」と呼ばれています。
各企業は、この時期に合わせて、新製品の発表や、販売等の商品展開を行います。
近年では、日本でもクリスマス、そして年末商戦を据えて「ブラック・フライデー」を取り入れる動きが起こっています。
他には、NFLの試合が3試合、毎年この日に開催されています。
ロゴデザイン
「Hand Turkeys:ハンドターキー」がロゴのモチーフになっています。
「ハンドターキー」とは、感謝祭の時期に、子供達が自分の手形を基にして「七面鳥」を描く遊びです。
アメリカでは広く普及しています。
自分の手形を基に絵を描くため、翌年の絵では「七面鳥」も大きくなり、子供の成長を感じることもできます。
▼ アメリカのGoogleサイト:history of Thanksgiving
→ https://www.google.com
▼ 香港のGoogleサイト:2019 感恩節
→ https://www.google.com.hk
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法
過去にも「サンクスギヴィング:感謝祭」のロゴが表示されました。
▼ 2018年 感謝祭 (2018年11月22日)
▼ 2017年 感謝祭 (2017年11月23日)
▼ 2016年 感謝祭 (2016年11月24日)
▼ 2015年 感謝祭 (2015年11月26日)