2019年1月22日
Celebrating Anna May Wong!
Zu Ehren von Anna May Wong
In onore di Anna May Wong!
アンナ・メイ・ウォンを称えて
ロゴ大
ロゴ小
スライドショー式のロゴで、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-anna-may-wong
表示された国
「アメリカ」をはじめとして、多くの国で表示されています。
「アンナ・メイ・ウォン」さんって??
Anna May Wong:アンナ・メイ・ウォン
ハリウッドで成功した初の中国系アメリカ人女優です。
東洋人独特のミステリアスでエキゾチックな容姿で、ファッションリーダーとしても注目を集めました。
「1905年1月3日」に生まれて、「1961年2月2日」に逝去されています。
ロサンゼルスのチャイナタウンで中国からの移民3世として生まれます。
1910年に「フィゲロア通り」へと引っ越します。
「フィゲロア通り」は、チャイナタウンから少し離れており、当時、中国系アメリカ人は誰も住んでいませんでした。
彼女は地域の公立学校へ通いました。
このことは、彼女がアメリカ文化に慣れて行くきっかけとなりますが、逆に、その地域では珍しい中国系アメリカ人ということで差別も受けました。
この頃(1910年代〜)、アメリカの映画製作はロサンゼルスのハリウッドへと集中するようになっていました。
自宅の近くでは、絶えず映画撮影が行われるようになり、それを目にした彼女は映画に夢中になります。
学校そっちのけで、映画館や映画の撮影に行くようになりました。
周りからは「C.C.C:Curious Chinese Child:好奇心旺盛な中国娘」とあだ名をつけられるほどでした。
1919年、デパートで働いていたときに、「The Red Lantern:紅燈祭(こうとうさい)」という映画で300人の女性エキストラを募集していることを知ります。
有人の紹介もあり、ノンクレジットながらも重要な役のエキストラを演じました。これがデビュー作となります。
それから2年間、学業と並行しながら、エキストラとしていくつかの映画に出演。
1921年に、高校を中退し、女優としてやっていくことを心に決めます。
1921年に出演した「Bits of Life」で初めて女優としてクレジットに名を連ねました。
1922年、17歳で「The Toll of the Sea:恋の睡蓮」の主演に抜擢されました。
(この映画はハリウッドで2番目のテクニカラーの映画でした。)
「The Toll of the Sea:恋の睡蓮」は、「1922年11月26日」に、ニューヨーク市のリアルト劇場で初演され、「1923年1月22日」に一般公開されました。
この一般公開日に合わせてロゴが変更となっています。
映画は好評で、彼女の演技は賞賛されました。
1924年、「The Thief of Bagdad:バグダッドの盗賊」に出演したことで、一気に人気が高まります。
それから、出演の依頼は増えていきますが、当時のアメリカでは東洋人に対する偏見などもあり、同じような役ばかりが与えられました。
また、当時は法律で異種族間の恋愛や結婚が禁止されており、映画業界でも異種族間の恋愛表現は倫理規定で禁止されていたので、中国系アメリカ人の彼女が演じる役は限られたものとなっていました。
1928年、彼女はハリウッドから離れ、ヨーロッパへと活動の拠点を移します。
1929年、「Piccadilly:ピカデリー」に出演し、主演ではありませんでしたが、大きな評価を得て、ヨーロッパでも人気女優としての地位を確立します。
ヨーロッパでの映画出演や舞台での活躍が評価されはじめると、再び、アメリカから出演依頼が届くようになりました。
1930年、アメリカへ帰国し、ブロードウェイの舞台へ出演。好評を博します。
そのままハリウッド映画へ再出演を果たしますが、映画界は以前とは変わっておらず、以前と同じような役ばかりが与えられました。
1931年、「マレーネ・ディートリヒ」さん主演の「Shanghai Express:上海特急」等の数本の映画を除いては、ヨーロッパとブロードウェーでの舞台を中心に活動を行いました。
この頃の彼女は、ファッションリーダーとしても知られており、1938年に、アメリカの「Look誌」は、彼女を「The World’s most beautiful Chinese girl:世界で最も美しい中国人女性」と称しました。
後年の活動は控えめになりますが、いくつかの映画に出演。
1960年には、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に星が刻まれました。
1961年に心臓発作で亡くなりました。
関連する過去のロゴ
彼女の出演した映画「Shanghai Express:上海特急」で主演を務め、ファッションリーダーとして知られていた「マレーネ・ディートリヒ」さんが過去にロゴとして取り上げられました。
よろしければ合わせてご確認ください。
▼ マレーネ ディートリヒ 生誕116周年 (2017年12月27日)
ロゴデザイン
「アンナ・メイ・ウォン」さんの生涯が、スライドショー形式のロゴとなっています。
ロゴは、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-anna-may-wong
▼ アメリカのGoogleサイト:Anna May Wong
→ https://www.google.com
▼ ドイツのGoogleサイト:Anna May
→ https://www.google.de
▼ イタリアのGoogleサイト:Anna May Wong
→ https://www.google.it
▼ 日本のGoogleサイト:アンナ・メイ・ウォン
→ https://www.google.co.jp
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法