2020年2月25日
2020 العيد الوطني للكويت
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クウェート
建国記念日
العيد الوطني:建国記念日
「クウェート」の建国記念日は「2月25日」です。
現在の「クウェート」の首長は、代々「サバーハ家」が輩出しています。
16世紀頃、アラビア半島の大部分の地域は、オスマン帝国の支配下にありました。
アラブ人のスンナ派のアナイザ族に所属していましたが、後にサウジアラビアを建国する「サウード家」が力を持つと、それに対立した「サバーハ家」は、追われるように「クウェート」の地に移住。
18世紀になると、「サバーハ家」はオスマン帝国の下で、クウェートの地の統治を認められるほど力を持つようになりました。
1756年、「サバーハ・ビン・ジャービル・アッ=サバーハ」さんがクウェートの初代の首長となりました。
19世紀中頃になると、オスマン帝国に陰りが見え始めます。
すると、1899年、7代目の首長「ムバーラク・ビン・サバーハ・アッ=サバーハ」さんは、大胆にも、オスマン帝国と手を切り、当時中東への進出を狙っていたイギリスと手を組み、そのままイギリスの保護領となる道を選びます。
1914年には、イギリスから自治権を獲得。
第1次世界大戦で、オスマン帝国は敗北、現在のイラクの周辺地域はイギリス領となりました。
クウェートの地は、その後も「サバーハ家」が首長を勤め、「1961年6月19日」にイギリスから独立しました。
この時の首長が11代目にあたる「アブドゥッラー3世」です。
当初、「6月19日」を建国記念日にしようとしましたが、夏の暑い時期であることから、「アブドゥッラー3世」の戴冠式の日「1950年2月25日」を建国記念日としました。
(彼は前首長の逝去により、1950年1月29日から首長になっています。)
1990年、後に湾岸戦争の元になるイラクによるクウェート侵攻で、イラクに一時併合されてしまいます。
ですが、アメリカを中心とした多国籍軍の介入で、翌年(1991年2月26日)に解放されました。
このことから、建国記念日の翌日の「2月26日」は「解放記念日」とされています。
ロゴデザイン
クウェートの国旗がデザインされています。
クウェート国旗
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過去にもクウェートの「独立記念日」のロゴが表示されました。
▼ 2019年 クウェート建国記念日 (2019年2月25日)