2020年2月28日
Sir John Tenniel’s 200th Birthday
200. Geburtstag von Sir John Tenniel
Sir John Tenniel 200 år
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表示された国
「イギリス」をはじめとして、いくつかの国で表示されています。
「ジョン・テニエル」さんって??
John Tenniel:ジョン・テニエル
イギリスのイラストレーターです。
「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」の挿絵を手がけたことで知られています。
「1820年2月28日」に生まれて、「1914年2月25日」に逝去されています。
そのため、生誕200周年になります。
ロンドンのベイズウォーターに生まれます。
1840年、父親とフェンシングを練習しているときに、怪我をしてしまいます。
それが原因で、右目を失明しています。父親を狼狽させないため、そのことを父親には言うことはなかったそうです。
1842年、王立美術院学校の学生となりましたが、絵画の指導を十分に受けることができないことに不満を感じました。
そこで、博物館に行って展示物を描き、また、動物園にって動物を描いたりと自身で絵画を追及しました。
彼の最初の挿絵は「サミュエル・カーター・ホール」さんの「The Book of British Ballads」(1942年)という本でした。
1845年に、改装されたウェストミンスター宮殿の壁画デザインのコンペに出展。
16フィート(約4.9m)の風刺画を提出し、審査員の目に留まります。
それが元になり、貴族院の詩の広場のフレスコ画を手がけました。
1850年、イギリスの風刺漫画雑誌「Punch:パンチ」の編集長が彼の作風に目をつけ、雑誌での風刺漫画の掲載が始まります。
掲載が始まると、すぐに人気作家となり、その後約50年にかけて掲載を続けました。
ちなみに、この雑誌「パンチ」が日本における当時の漫画の名称「ポンチ絵」の語源となっています。
「パンチ」の掲載でイギリスでは非常に人気がありましたが、彼を世界的に有名にしたのは「不思議の国のアリス」の挿絵です。
作者の「ルイス・キャロル」さんは、自身もイラストを描いていましたが、技量不足を感じて挿絵の依頼を行います。
彼は「パンチ」の購読者で、「ジョン・テニエル」さんのファンでもありました。
その作業は、「ルイス・キャロル」さんの挿絵に対する注文が多く、何度も打ち合わせや修正を繰り返す次第で、かなりうんざりさせられたそうです。
そして出来上がった「不思議の国のアリス」が出版されると大ヒット。
続編の「鏡の国のアリス」のイラストも引き続き手がけました。
その後、現在に至るまで、各国で出版が行われていますが、挿絵については、「ジョン・テニエル」さんのイメージを元に作成されています。
それだけ彼の挿絵は、作品世界のイメージの形成に大きく寄与したといえます。
1893年には、「ヴィクトリア女王」から「ナイト」の称号を受けています。
当時は、イラストレーターという職業は低俗な職業と捉えられており、「ナイト」の称号を受けることは、前代未聞の出来事だったそうです。
ですが、彼が「ナイト」の称号を受けたおかげで、イラストレーターの職業が広く認知されるようになりました。
ロゴデザイン
「不思議の国のアリス」に登場する「アリス」と「チェシャ猫」がロゴに描かれています。
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