2020年5月21日
Celebrating Mbira
Le mbira est à l’honneur
ムビラを称えて
ロゴ大
インタラクティブなロゴで、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-mbira
ロゴ小
表示された国
「ジンバブエ」をはじめとして、いくつかの国で表示されています。
ムビラ
mbira:ムビラ
「Mbira:ムビラ」とは、ジンバブエのショナ族に伝わる伝統楽器です。
古くから、催事や儀式の際に、演奏されてきました。
いくつもの金属歯からなる楽器で、指で弾いて演奏をします。
その音色は美しく、独特の音階をもちいた演奏は、幻想的、神秘的でもあります。
現在のオルゴールの原型となったとも言われる楽器です。
そのルーツは3000年ほど前に遡り、最初は竹を用いて作られていたそうです。
現在の金属製のものについては、1300年ほど前には存在していたことが確認されています。
基本的には、中央部が低い音、左右の端にいくほど高い音になるという構造です。
楽器は、伝統的なアフリカの調律をもとに作られており、西洋音楽の「ドレミファソラシド」ではありません。
小型の楽器のため、音を増幅するために、「Deze:デゼ」と呼ばれる「ひょうたん」を使うなど、演奏の工夫もされています。
1980年代に、「ジンバブエのライオン」の愛称でも知られるミュージシャン「Thomas Mapfumo:トーマス・マプフーモ」さんが「ムビラ」の独特な楽曲のフレーズをギターに取り入れました。
これにより、一気に「ムビラ」が世界に知られるようになり、様々な音楽シーンで使われるようになりました。
今では少し形を変え「Kalimba:カリンバ」、「Thumb piano:親指ピアノ」というような名称で、西洋音楽の「ドレミファソラシド」でチューニングされたものも生み出されました。
日本では、主に、この名称で知られています。
「World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development:対話と発展のための世界文化多様性デー」に合わせてロゴが変更となりました。
カルチャーウィーク
「5月21日」は、「World Day for Cultural Diversity for Dialogue and Development:対話と発展のための世界文化多様性デー」です。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)により、2001年に「Universal Declaration on Cultural Diversity:文化多様性世界宣言」が採択され、翌年の2002年において、「対話と発展のための世界文化多様性デー」が制定されました。
各地域の文化の多様性の価値を理解し、その保護と発展、文明間の対話を促進させることが目的とされています。
ジンバブエでは、この日を含む週を「カルチャーウィーク」と定め、各地でイベントなどが行われています。
ロゴデザイン
演奏を楽しむことのできるインタラクティブなロゴです。
「Mbira:ムビラ」の演奏を体験できるインタラクティブなロゴとなっています。
「Mbira:ムビラ」と出会い、演奏家になる少女の物語を体験できるゲーム形式のロゴです。
ロゴは、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-mbira
ゲームを通じて、「Mbira:ムビラ」について詳しく知ることができます。
4つのチャプターに分かれており、それぞれ、「Nhemamusasa」、「Bangiza」、「Taireva」、「Chemutengure」の4つの楽曲に触れることができます。
パソコンの場合はマウス操作で、タブレットやスマートフォンでは、タップ操作で演奏できます。
全て終えると、「自由に演奏」もできます。パソコンの場合は、キーボードに対応していますので、鍵盤楽器のような感覚で演奏をしてみることもできます。
▼ ジンバブエのGoogleサイト:Mbira
→ https://www.google.co.zw
▼ 中央アフリカのGoogleサイト:Mbira
→ https://www.google.cf
▼ カメルーンのGoogleサイト:Mbira
→ https://www.google.cm
▼ 日本のGoogleサイト:ムビラ
→ https://www.google.co.jp
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法