2020年6月6日
Sveriges nationaldag 2020
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表示された国
スウェーデン
建国記念日
Sveriges nationaldag:スウェーデンナショナルデー
「スウェーデン」は「1523年6月6日」にカルマル同盟から離脱し王政に移行しました。
カルマル同盟は、1397年に「デンマーク」、「ノルウェー」、「スウェーデン」の3王国間で締結された同盟です。締結場所がスウェーデンのカルマルであったので「カルマル同盟」と呼ばれています。
「カルマル同盟」の盟主国は「デンマーク」でした。
1440年頃から、スウェーデンではカルマル同盟から独立する運動が起こり始めます。
独立派が何度となく反乱を起こします。
反乱が起こる度に「デンマーク」によって鎮圧されますが、独立の運動が無くなることはありませんでした。
この状況に業を煮やした「デンマーク」の「クリスチャン2世」が、1520年、スウェーデンに侵攻。
反乱軍を降伏させ、カルマル同盟への反対者を一斉に粛清してしまいました。
この「粛清」ですが、「クリスチャン2世」は、反乱軍を降伏させた後に、「反乱の罪を赦す」という声明を発し、スウェーデンの有力者たちを「ストックホルムの大聖堂」で行われる晩餐会に招き、そこで一斉に反対者達を捕らえました。
捕らえられた人たちは、ロクに裁判にもかけられず、一斉に処刑されました。その数は100名にも及んだそうです。
この出来事は、「ストックホルムの血浴」と呼ばれています。
独立運動を行っていた有力者達は一掃されましたが、この出来事が呼び水となり、数年後、さらに独立運動は盛んになりました。
そして「スウェーデン」はカルマル同盟を離脱することになっていきます。
「カルマル同盟」の離脱、王政への移行の日を「建国記念日」としています。
最初の国王になるのは、「ストックホルムの血浴」で父親を殺された「グスタフ・ヴァーサ(グスタフ1世)」さんです。
この日が正式に祝日として制定されたのは1983年のことです。ただし、この時は「スウェーデン国旗の日:Svenska flaggans dag」と呼ばれ、「建国記念日」ではありませんでした。
その後、2005年に「建国記念日」となりました。
この日、「国旗に使用されている青と黄色の風船を空に飛ばす」というイベントが恒例行事として王宮の前で行われます。
王宮も無料公開されます。
各地で国旗が掲揚され、パレード等も行われます。
ロゴデザイン
スウェーデンの国旗のカラーがベースになっています。
▼ スウェーデンのGoogleサイト:Sveriges nationaldag
→ https://www.google.se
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法
過去にもスウェーデンの「憲法記念日」のロゴが表示されました。
▼ 2019年 スウェーデン建国記念日 (2019年6月6日)
▼ 2018年 スウェーデン建国記念日 (2018年6月6日)
▼ 2017年 スウェーデン建国記念日 (2017年6月6日)
▼ 2016年 スウェーデン建国記念日 (2016年6月6日)
▼ 2015年 スウェーデン建国記念日 (2015年6月6日)