2020年6月30日
Celebrating Marsha P. Johnson
Doodle ter ere van Marsha P. Johnson
Vi feirer Marsha P. Johnson
マーシャ・P・ジョンソンを称えて
ロゴ大
ロゴ小
表示された国
「アメリカ」をはじめとして、多くの国で変更されています。
「マーシャ・P・ジョンソン」さんって??
Marsha P. Johnson:マーシャ・P・ジョンソン
アメリカの同性愛者解放活動家です。
Drag queen(ドラッグクイーン)のパフォーマーとしても知られています。
(Drag queen:男性が女性の姿で行うパフォーマンス)
「1945年8月24日」に生まれて「1992年7月6日」に逝去されています。
ニュージャージー州で生まれ、子供の頃から女性用の服を着たりしていました。
高校を卒業後、ニューヨークへ移り、様々な人に出会うことで自身がゲイである事を自覚していきます。
そして、ドラッグクイーンのパフォーマーとしての活動を始めます。
迎えた1969年6月28日の深夜、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジにある「ストーンウォール・イン」というゲイバーに取り締まりの警官たちが入ってきたことに対して、同性愛者達が抵抗する事件が起こります。
マーシャさんも、その時、そこに出演しており、警官に対して抵抗を行いました。
事件の後、すぐに「ゲイ解放戦線(Gay Liberation Front)」という団体を立ち上げ、「LGBT」の社会的な差別や権利の不平等をなくす活動を始めました。
その活動はすぐに広まり、現在では、事件のあった「6月」を、アメリカでは「LGBTプライド月間」と定め、LGBTの人権について啓発を促すさまざまなイベントが開催されるようになっています。
そのイベントの中でも、特に有名なものが、「LGBTプライドパレード」です。
事件の翌年「1970年」にニューヨークで初めて行われ、その後、世界各都市で行われるようになりました。
「LGBT」とは、、、
▼ Lesbian:レズビアン 女性同性愛者
▼ Gay:ゲイ 男性同性愛者
▼ Bisexual:バイセクシャル 両性愛者
▼ Transgender:トランスジェンダー
各頭文字をとった表現です。「GLBT」と呼ばれることもあります。
「LGBT」の活動を行っていたマーシャさんですが、1992年にハドソン川で水死体で発見されます。
死体を見た人々から、殴られた跡があったとか、頭に傷があったとか証言が出る他、友人からも自殺は考えられないという意見がありましたが、結局は自殺として処理されました。
その死因に納得できない人々はたくさん存在し、当時はデモも起こりました。
その後も、マーシャさんの死については疑問を呈する声は収まらず、2012年に死因不明として再捜査が行われることになります。
2017年には、ドキュメンタリー映画「マーシャ・P・ジョンソンの生と死」も公開されました。
昨年(2019年)は「ストーンウォール・イン」の事件から「50周年」でした。
それを記念して「2019年6月30日」に、ニューヨークで開催された「プライドパレード」のグランド・マーシャルズとして「マーシャ・P・ジョンソン」さんと「シルビア・リベラ」さんが選出されました。
その日を記念してロゴが変更されました。
関連する過去のロゴ
過去にも、6月の「LGBTプライド月間」には、様々なロゴが表示されています。
ギルバート ベイカー 生誕66周年
(2017年6月2日)
・LGBTの活動のシンボルでもあるレインボーフラッグをデザインした方です。
プライド 50周年を称えて
(2019年6月4日)
・「ストーンウォール・イン」の事件から「50周年」を記念してロゴが変更になりました。
ロゴデザイン
「マーシャ・P・ジョンソン」さんがロゴに描かれています。
LGBTの活動のシンボルでもあるレインボーフラッグも描かれています。
▼ アメリカのGoogleサイト:Marsha P. Johnson
→ https://www.google.com
▼ オランダのGoogleサイト:Marsha P. Johnson
→ https://www.google.nl
▼ ノルウェーのGoogleサイト:Marsha P. Johnson
→ https://www.google.no
▼ 日本のGoogleサイト:マーシャ・P・ジョンソン
→ https://www.google.co.jp
表示されるGoogleロゴのクリックで検索される言葉は「マーシャ・P・ジョンソン」、「LGBTプライド」です。