2020年8月28日
Alexandre Dumas est à l’honneur !
Festeggiamenti in onore di Alexandre Dumas
نكرّم اليوم الكاتب “ألكسندر دوما”
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スライドショー式のロゴで、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-alexandre-dumas
表示された国
「フランス」をはじめとして、多くの国で変更されています。
「アレクサンドル・デュマ」さんって??
Alexandre Dumas:アレクサンドル・デュマ
フランスの作家です。
「三銃士」、「モンテ・クリスト伯」、「王妃マルゴ」等の作品で知られています。
「1802年7月24日」に生まれて「1870年12月5日」に逝去されています。
フランス北部のエーヌ県に生まれます。
父親は軍人であり、彼は、自身の作品に、父をモデルにした人物を数多く登場させています。
父親はフランス革命以降、ナポレオン軍の高級軍人でしたが、ナポレオンを批判したことが元になって軍を追われてしまいます。
1804年に父親が亡くなりますが、軍を追われたことから、財産もなく、また政府からの年金なども貰うことができずに、苦しい少年時代を過ごしました。
そのため、まともな教育を受けることができませんでしたが、父の友人の紹介で、後にフランス国王となる「ルイ=フィリップ」さんの秘書の職を得ます。
ある日、彼はシェークスピアの「ハムレット」の上映を観て、感動し、劇作家を目指すことを心に決めました。
彼は、劇の台本を書き始めますが、当初は注目すらされませんでした。
転機となったのは、1829年の「アンリ3世とその宮廷」の上映です。
これが大ヒットします。
1830年に「ルイ=フィリップ」さんが国王となると、その後ろ盾もあり、1931年に「アントニー」、1932年に「ネールの塔」とヒットを連発。
小説家としても「三銃士」や「モンテ・クリスト伯」を書き、人気作家となりました。
その生涯で書いた戯曲は総数「117」とされています。
その収入は凄いものでした。
ところが、1848年、フランスで革命が発生します。
国王「ルイ=フィリップ」さんは、イギリスに亡命、フランスは第2共和制に移行します。
後ろ盾を失い、また、革命の混乱により、劇場などの娯楽による収入は激減。
彼は、革命前に十分稼いでいたのですが、豪邸を建てたり、パーティーをしたり、女性に使ったりと、浪費癖があり、革命後に破産してしまいます。
債権者から逃れるため、一時、ベルギーへと身を寄せないといけないほどでした。
後にフランスへと戻りますが、晩年は、戯曲、小説共に精彩を欠くようになり、以前のようなヒット作を生み出すことはありませんでした。
1870年に逝去されています。
「1844年8月28日」に、彼の代表作の1つである小説「Le Comte de Monte-Cristo:モンテ・クリスト伯」が、フランスの大手の新聞「Journal des débats:ジュルナル・デ・デバ」において連載を開始しました。
日本では「巌窟王」のタイトルでも知られています。
連載は1846年まで続きました。
この日を記念してロゴが変更となりました。
ロゴデザイン
「Le Comte de Monte-Cristo:モンテ・クリスト伯」の名場面が展開されるスライドショーのロゴになっています。
ロゴは、以下のサイトで確認できます。
▼ https://www.google.com/doodles/celebrating-alexandre-dumas
「モンテ・クリスト伯」の簡単なあらすじですが、、、
主人公である船乗りの青年「エドモン・ダンテス」が、無罪の罪で陥れられます。
結婚を約束していた恋人とも別れ、投獄されてしまいます。(囚人番号:34)
獄中で、同じく囚われていた「ファリア神父」と出会い、様々な教養と、「モンテクリスト島」に隠された財宝があることを教えられます。
14年後、彼は脱獄に成功し、「モンテクリスト島」の財宝を見つけ出しました。
そして、独自に自身に起こったことを調べ上げます。
9年後、見つけた財宝を元に、イタリアの貴族「モンテ・クリスト伯」と名乗り、彼を陥れた人々に復讐をしていく物語です。
▼ フランスのGoogleサイト:Alexandre Dumas
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▼ イタリアのGoogleサイト:Alexandre Dumas
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▼ リビアのGoogleサイト:ألكسندر دوما
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▼ 日本のGoogleサイト:アレクサンドル・デュマ・ペール
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