2020年9月1日
幸田文 生誕116周年
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表示された国
日本
「幸田文」さんって??
幸田文:こうだ あや
日本の女性作家です。
「1904年9月1日」に生まれて、「1990年10月31日」に逝去されています。
そのため、生誕116周年になります。
現在の東京都墨田区に生まれます。
父親は作家の「幸田露伴」さんです。
ミッション系の女学校を卒業後、1928年に24歳で、清酒問屋へ嫁ぎます。
ですが、事業が次第にうまくいかなくなり、夫とも折り合いが悪くなり、1938年に離婚。
娘連れて、親元(幸田露伴の元)に戻ります。
その後、親の活動を支えながら暮らすことになります。
戦時中は、生活物資の確保のために働いていました。
1947年に「幸田露伴」さんが亡くなると、雑誌などの求めで、その思い出を綴った雑記を書き始めました。
その文章は、テンポが良く、ユーモアもあり、表現豊かで読みやすく、注目を集めました。
「こんなこと」、「みそっかす」等の作品を次々と生み出し、随筆家として知られるようになりました。
40歳を超えてからの作家デビューでした。
その後、1955年に「新潮」に連載された小説「流れる」で「新潮社文学賞」、「日本芸術院賞」を受賞し、作家としての名声を確立します。
1960年には、代表作の1つ「おとうと」を発表しました。
その後も様々な作品を生み出しました。
晩年は、日本各地を巡り、エッセイを書いています。
日本各地の木や花にまつわるエッセイ「木」や、各地の土砂災害の跡を見て回り、その記録を綴った「崩れ」などは、高く評価されています。
1990年に逝去されますが、その人気は高く、死後も生前の未刊行作品が数多く刊行されました。
また、1944年に落雷で焼失した奈良の法輪寺三重塔の再建(1975年に再建)にも尽力されました。
関連する過去のロゴ
日本の女性作家では、詩人の「金子みすゞ」さんが過去にロゴに取り上げられました。
▼ 金子みすゞ 生誕114周年 (2017年4月11日)
ロゴデザイン
「幸田文」さんがロゴに描かれています。
彼女が再建に尽力した「法輪寺三重塔」も描かれています。
▼ 日本のGoogleサイト:幸田文
→ https://www.google.co.jp