2020年10月1日
Trung thu 2020
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表示された国
ベトナム
中秋節
「Trung Thu:中秋節」
日本では、「中秋の名月」や「十五夜」とも言われており、「旧暦の8月15日」です。
旧暦8月15日に名月を賞する習慣です。
2020年はグレゴリオ暦(新暦)の「10月1日」に当たります。
ベトナムでは秋の大きなお祭りイベントとなっています。
「子供のための日」と位置づけてあり、子供たちが1年で1番楽しみにしている日でもあります。
おもちゃ等を買ってもらえる日です。(日本のこどもの日のプレゼント等に似ています。)
かつて春から夏にかけての時期は、農作業で忙しく子供にかまってあげられなかった親たちが、その時間を償うための日として始まったとも言われています。
この日は子供たちが、星型、蝶々型、魚型、等の提灯を持って歩くというのが伝統となっています。
また、「月餅」を食べる風習もあります。
旧暦では、「7月:初秋」、「8月:仲秋」、「9月:晩秋」としていたため、ちょうど真ん中にあたる「8月15日」を中秋と呼ぶようになりました。
「中秋の名月」の日が必ず満月になるとは限りません。
旧暦と新暦の算出方法の違いでどうしても時間のズレが生じてしまうためです。
今年は翌日の「10月2日」が満月となっています。
他の国では、この日、少し違った「中秋節」のロゴが表示されました。
▼ 2020年 中秋節(日本)
▼ 2020年 中秋節(台湾)
「大韓民国」では、「추석:チュソク」のロゴが表示されました。
▼ 2020年 チュソク
ベトナムの月に関する伝説
ベトナムの月には「クオイ」の伝説があります。
どんな伝説か、、、というと、、、簡単にいうと以下のようなものです。
クオイはある日、不思議な力を持つガジュマルの木を手に入れます。
その木の葉を口にすると、どんな傷でも治るというのです。
その代わりに、この木には清い水を与えなければなりません。
ですが、ある日、クオイの妻が汚い水を与えてしまいます。
すると、木は一気に成長し、天に向かって伸び始めました。
クオイは必死に抑えようとして木に掴まりますが、一緒に天に運ばれてしまいます。
木はどんどん伸びて、とうとう月まで運ばれてしまいました。
こうしてクオイは月に住むことになったそうです。
この伝説から、ベトナムでは月に「クオイ」がいると言われています。
ロゴデザイン
お月見をする様子がロゴになっています。
星型や魚型の提灯も描かれています。
【世界各国の「Google」検索URL 一覧】【En】
▼ ベトナムのGoogleサイト:Trung thu 2020
→ https://www.google.com.vn
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法
過去にもベトナムの「中秋節」のロゴが表示されました。
▼ 2019年 中秋節(ベトナム) (2019年9月13日)
▼ 2018年 中秋節(ベトナム) (2018年9月24日)
▼ 2017年 中秋節(ベトナム) (2017年10月4日)
▼ 2016年 中秋節(ベトナム) (2016年9月15日)
▼ 2015年 中秋節(ベトナム) (2015年9月27日)