2020年10月1日
Nigeria Independence Day 2020
ロゴ大
ロゴ小
表示された国
ナイジェリア
独立記念日
Independence Day:独立記念日
「10月1日」はナイジェリアの「独立記念日」です。
「1960年10月1日」に「イギリス」から独立しています。
現在のナイジェリアの周辺は、古くはジョス高原を中心に鉄器文化などが栄えました。
14世紀以降は、「ベニン王国」や「ソコト帝国」等が興りますが、15世紀になるとヨーロッパ人の来訪が始まります。
16世紀になると、ポルトガル人が「ラゴス」を建設し、奴隷貿易の拠点とします。
この時からナイジェリアの植民地化が始まりました。
海岸地帯は、多くの黒人奴隷が売られ、ヨーロッパや南北アメリカ大陸へ運ばれる奴隷貿易船に乗せられ、「Slave Coast:奴隷海岸」という名称でも呼ばれていました。
18世紀後半頃から、人道主義の立場から奴隷貿易廃止の気運が高まってきます。
これを受けて、1807年、イギリスが世界に先駆けて「アフリカ人奴隷貿易禁止」を打ち出しました。
アフリカ沿岸に多数の艦艇を配置して奴隷貿易を取り締まり、「ラゴス」などポルトガル人の奴隷貿易港湾を制圧します。
その後、奴隷貿易の代わりに、カカオ等の農産品を中心とした商品貿易に力を入れ始めます。
そして、イギリスは「ベニン王国」や「ソコト帝国」などを滅ぼし、植民地化を進めました。
1901年にはイギリス保護領、1914年にはイギリス植民地となります。
第2次大戦後、アフリカ各地では独立の気運が高まります。
特にフランスでは1960年に「シャルル・ド・ゴール」さんが自国の13ものアフリカの植民地の独立を認めています。
そのため、1960年は「アフリカの年」とも言われています。
周りのアフリカの国々が独立しているのですから、「ナイジェリア」でも独立運動が活発化します。
その結果、「1960年10月1日」に主要民族である「ハウサ族」、「イボ族」、「ヨルバ族」による3地域が自治権を持つ連邦国家として独立しました。
独立時は「英連邦王国」の構成国でしたが、1963年に連邦共和国憲法を制定し、大統領制に移行しました。
ところが、議会では3種族による対立が起こり、政治は不安定な状況が続きました。
今年(2020年)は、1960年の独立から数えて「60周年」の記念の年となります。
ロゴデザイン
ナイジェリアの国旗のカラーがベースになっています。
中央には、「鷲」が描かれています。
「鷲」はナイジェリアの力の象徴とされ、「国章」にも描かれている他、サッカーのナイジェリア代表の愛称「スーパーイーグルス」にも使われています。
60周年の「60」の文字も描かれています。
【世界各国の「Google」検索URL 一覧】【En】
▼ ナイジェリアのGoogleサイト:Nigeria Independence Day
→ https://www.google.com.ng
→→→ 他の国のロゴを表示させる方法
過去にもナイジェリアの「独立記念日」のロゴが表示されました。
▼ 2019年 ナイジェリア独立記念日 (2019年10月1日)
▼ 2018年 ナイジェリア独立記念日 (2018年10月1日)
▼ 2017年 ナイジェリア独立記念日 (2017年10月1日)
▼ 2016年 ナイジェリア独立記念日 (2016年10月1日)
▼ 2015年 ナイジェリア建国記念日 (2015年10月1日)